目次 Table of Contents
はじめに
第Ⅰ部 核兵器禁止条約の展望と課題
第1章 核兵器禁止条約から見た北朝鮮の核・ミサイル問題(孫 賢鎮) 3
第2章 国家責任法等から見た核兵器禁止条約(福井康人) 27
第3章 核兵器禁止条約の展望と平和首長会議の提案(小溝泰義) 51
第4章 核兵器禁止条約と日本の役割(水本和実) 81
第5章 核兵器の終わりの始まり(講演録)(ティム・ライト) 109
第6章 「核廃絶への二つの道」を考える(遠藤誠治) 129
第7章 日本の核のトリレンマ――核廃絶、核抑止、核燃サイクル(鈴木達治郎) 151
第8章 核兵器禁止条約を獲得した世界で――被爆地の新たな課題を考える(金崎由美) 173
第Ⅱ部 「歴史としての戦後」を考える
第9章 「戦後日本史」の叙述をめぐって《講演録》(成田龍一) 197
第10章 原爆被害者の対米意識と「核の普遍主義」(直野章子) 227
第11章 戦後西ドイツの「戦争」認識――近年の日本における議論を中心に(竹本真希子) 251
第12章 日本人は小野田元少尉をどう見たか――フィリピンの残留日本兵をめぐる語り(永井 均) 273
第13章 「戦後の象徴」としての憲法9条――戦後日本の「理念」と「現実」(河上暁弘) 301
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